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ダブルチェックによってミスが増える?

こんにちは!

「クリニックに、おもてなしを。」を理念に掲げるクリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬です。

仕事で何かミスがあった時、同じミスを繰り返さないための仕組み作りは大切です。

ただし、その仕組みが「ダブルチェック」というのは、基本的には私は反対です。

「確認する眼が4つになることで、ミスが防ぎやすくなる」というのが、ダブルチェック賛成派の方のご意見なのはよく分かります。

しかし私は自社でも、クライアント様でも、ダブルチェックにしたことで、ミスが大きく改善したという印象はありません。

もちろんダブルチェックが必要な業務もあります。例えば飛行機は扉が閉まった後で、2名のCAさんが左右の扉がしっかり閉まったかを、指先確認&声に出してチェックし合っています。

これはもし万が一のことがあった時に、乗客を大きな危険に晒すことになるからであり、同時に、その責任をひとりのCAさんに課すのは、あまりに重いからです。

このような業務内容でダブルチェックするというのはよく分かりますし、また、そうした方が良いです。クリニック、或いは、弊社でも同じような重要度の業務もあることでしょう。

しかし、ここまでの重圧が掛かる業務でなければ、基本的にダブルチェックは止めた方が良いです。

ダブルチェックにすることで、意識の中で1mmは「もうひとり確認してくれる人がいるから」という思いが生まれます。

この思いを双方のスタッフが持つことで、ミスが起こりやすくなるのです。

こうなる位なら「これは絶対にミスする訳にはいかない!これは私の責任なんだ!」という思いで、ひとりでチェック&確認した方が良いです。

あなたのクリニック様でも、安易なダブルチェックの業務はありませんか?

それらをシングルチェックにすることで、ダブルチェックするつもりだったスタッフは、別の業務が出来るというメリットもあります。

ぜひこの機会に見直してみて下さい!

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