「クリニックに、おもてなしを。」を理念に掲げるクリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬です。
「コロナで観光業が大打撃を受けた。政府は速やかにサポートして欲しい」
この手のニュースがテレビ(点けていませんが)やネットでよく言われます。
しかし私は非常に疑問に感じます。
なぜなら、コロナであるなしに関わらず、企業努力が足りないホテルがまだまだ多いからです。
先日利用したホテルで、フロントスタッフに
「ジャケットの皺(しわ)を取りたいので、アイロンを貸して頂けますか?」
とお願いすると「お部屋にあります」とのこと。
で、チェックインして部屋を見ると、アイロンは無いではありませんか(涙)
こんな出来事はザラにあります。ノッてきたので、もう1エピソードご紹介します(笑)
あるホテルにチェックインした後、部屋に入ると部屋着(ガウン?という程の質感ではなく、ペラペラですが、そのようなものが用意されているホテルが大半です)が無いではありませんか。
その旨をお部屋の電話からフロントに伝えた際、通常であれば、第一声が
「大変失礼致しました。すぐお持ちします」
ですが、なんと
「ベッドに置いてありませんか?」
と言うではありませんか。
年齢と人生経験を重ねるにつれて、思ったことでも言わなくなってきた私も、その予想外の悪い対応に
「あれば、電話しませんよね」
と言ってしまいました。自らの器の小ささに反省です。
ちなみにこんなエピソードは氷山の一角です。全て挙げたら1冊の本になるのではないでしょうか。
ですから、冒頭に書いた通り「観光業がコロナで打撃」と聴くと「それはそうだろうな。気の毒だな」と思う一方で、
「こういう“まさか”の出来事に備えて、その前から努力をしてきた企業と、そうでない企業に明暗が分かれるのでは?」
とも思うのです。
コロナが収束してきたかどうかは分かりかねますが、それでもコロナ前の生活に戻りつつあることは実感します。
それは、例えば当協会の姉妹ブランドである医経統合実践会のメインセミナー「医経統合実践塾」の去年と今年の大阪会場の
“会場ご参加人数”
が
《2021年》
第1回:14名様
第2回:26名様
であるのに対し、今年は
《2022年》
第1回:58名様
第2回:62名様
と、大きく増えていることからも分かります。
※上記数字は「会場ご参加人数」です。オンラインご参加者様は数に入っておりません。
今回はウィルスに関する出来事ですが、今後も“まさか”に備えて精進し続ける会社であり、ひとりのビジネスパーソンでありたいなと思いました。
【開催3か月前にも関わらず増席しました!】
当協会のメインセミナー「クリニカルコンシェルジュ養成講座」は、通常30名様を定員とさせて頂いておりますが、
あっ
という間にお席が埋まり、慌てて増席し、現在は60名様にお申込みを頂いております。
会場のお席はまだございますので「コロナ後はセミナーはオンラインだったけど、ぼちぼち会場参加してもらおうかな」とお考えの院長先生は、ぜひおひとりでも多くのスタッフ様に、会場ご参加をお勧め下さい。
今年は素晴らしい小児科クリニック様で助産師(看護師)としてご活躍中のスタッフ様にご講演頂きます。このご講演を聴かれるだけでも費用対効果が高い、と私は確信しています。