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教育スタッフが強く願っていること

こんにちは。

「クリニックに、おもてなしを。」

を理念に掲げるクリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬です。

今回の内容は、新人スタッフを教育する先輩スタッフは「よくぞ言ってくれた!」と膝を打つ内容です。

逆に教わる立場のスタッフ様は、心して本文をお読み頂けますと幸いです。

教育スタッフの強い願いのひとつは

「同じことを何度も言わせないで欲しい」

です。

仮にあなた様が教わる立場の新人スタッフだとして、例えば

「医療機関は清潔や安全を重要視する業種ですので、その爪の長さはNGです。切って下さい」

とご指導を受けたとします。

となれば、あなた様がやらなければならないことは即、爪を切ることです。

爪を切るまでに時間が経てば経つ程、教育スタッフはあなた様に対して不信感を持ちます。

とても細かい話ですが、仮に教育スタッフが最高のパフォーマンスを発揮出来る状態が「100」とするなら、あなた様が爪を切っていないことで

「あれ?注意したのに、なぜ切ってないんだろう?」
「私の言い方が良くなかったのかな?」
「何か切れない事情でもあるのかな?」

などとモヤモヤさせ、少なくとも「95」くらいにパフォーマンスが下がってしまいます。

これはお給料をお支払いしている立場である院長先生にとっては大問題で、「いやいや、仕事なんだから100でやってよ!」と、確実に思われます。

つまりあなた様がすぐ爪を切らないという、大変つまらない振る舞いのために、教育スタッフのパフォーマンスを下げるだけでなく、院長先生からは「教育スタッフのパフォーマンスを下げるお給料泥棒」と見なされてしまう(表現が過激ですみません)可能性があります。

今回は爪の長さを具体例に出しましたが、身だしなみに関するその他の項目は言うまでもなく、

「朝礼が8時45分からなので、遅くとも8時40分には集合して欲しい」

「課題の提出日が〇月〇日なので、必ずその日には提出して欲しい」

「何かして頂いた『ありがとうございます』、何かしてしまった場合には『申し訳ございません』と、感謝や謝罪を言葉にしましょう」

など、アドバイスや指摘を受けたら、決して同じことを何度も言われることなく、すぐに行動に移して下さい。

“おもてなし”とは“おもいやり”のことであり、新人スタッフの大切なことのひとつは、

「教育スタッフを、おもいやる」

ということでもあるのです。

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