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大手企業の内定式から、身だしなみについて考える

「クリニックに、おもてなしを。」を理念に掲げるクリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬です。

先日、複数の大手企業が自分らしい髪型で内定式に参加することを推奨したというニュースを見て

「プロ(社会人)と学生はそもそも置かれた立場が違うのだから、ありのままの自分というのが学生気分で良いということなら、うちの会社はその姿勢に賛同出来ないな」

「それぞれの会社が理念に則った上で“この取り組みはうちの会社に必要だ!”と腹を決め、それが法律違反だったり、著しく他人を傷つけることでなかったら、外部の者がとやかく言うことではない」

と、考えました。

今回は身だしなみの、特に髪型や髪の毛の色についてのニュースですが、接客業(患者さん対応ももちろん含みます)で重要なのは「臭い」です。先日、ある営業担当の方と打ち合わせする機会があり、残念ながら終始口臭が気になりました。

せっかくのプレゼンテーションが台無しだなと感じると同時に「もし自分の会社のメンバーなら、このことをどう伝えようか?いや、そもそも伝えられるのか?」と悶々としてしまいました。

同じようなジャンルで言えば「鼻毛」も相手に与えるインパクト大ですよね。相手を不快にしないという意味では、口臭や体臭よりも影響は弱いですが、せっかく綺麗に白衣を着こなしても、相手から「あ、鼻毛が出てる」と思われたら、ずっと視線は鼻毛に吸い寄せられること、間違いなしです。

「人の振り見て我が振り直せ」は、もちろん私(達)にも言えますので、クリニカルコンシェルジュみんなで気を付けていきましょうね。

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