「クリニックに、おもてなしを。」を理念に掲げるクリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬です。
「おもてなしとは、おもいやりである」
と、クリニカルコンシェルジュ養成講座、ブログ、毎週月曜日に配信している公式LINE、と色々な場面でお伝えしています。
さて、今は賞与の時季です。
コロナ禍で賞与が出ないというクリニック様もあろうかと思いますので、以下は賞与が出たクリニックのスタッフ様向けにお伝えします。
賞与は毎月の「給与」と違って「支払わなければならないもの」ではなく、業績やそのスタッフの勤務態度によっては、支払わなくても良いものです。
そんな中で、賞与を受け取った時点でまずしなければならないのは、
院長先生への感謝
です。
「院長先生、今年はコロナで賞与が出ない企業も多い中で、賞与を頂きありがとうございます」
これが言えるか、言えないかで、あなたの商品価値はその後、大きく変わっていくでしょう。
コロナが死亡や重症化のリスクがそこまで高くないこと、経済を止めてしまうことで、職を失ったり、それに伴う自殺者の増加が懸念されること、等の理由から、コロナによる経済ダメージは、今年より来年の方が軽いのではないか、と予想出来るものの、それでも院長先生にとって
「雇用を守りつつ、事業が続けていけるか?」
というご不安はあります。
そんな中で、お支払い頂いた賞与は「去年より少ない」などとスタッフ同士で会話するのは言語道断で、感謝以外の何物でもありません。
これから賞与を受け取るスタッフ様はもちろんのこと、既に受け取ったけど、院長先生にしっかり感謝の思いをお伝えしてないスタッフ様は、まだ遅くありませんので、ぜひ
「院長先生、賞与を頂きありがとうございます」
と、感謝の思いをしっかりお伝え下さい。
それが院長先生に対する最も大切な「おもてなし(おもいやり)」です。