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想像力を高める方法

皆さん、こんにちは。「クリニックに、おもてなしを。」を理念に掲げるクリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬と申します。

「もっと考えて仕事をして欲しい」

多くの院長先生がスタッフに願うことです。

無論、私も自社のスタッフに願っていることのひとつです(よく頑張ってますが)。

では、どうすればもっと考えて仕事が出来るようになるのか?

答えはひとつではないでしょうが、私が有効と考える方法のひとつは「読書」です。しかもここで言う読書とは「小説(物語)を読む」ということです。

・この人物はどんな顔なのだろうか?

・この人物が着ている洋服はどんなもので、
また、何色なのだろうか?

・この場面はどんな光景なのだろうか?

などなど、想像しながら読むのです。

それこそ好みも人それぞれですが、私が小説にハマるきっかけになったのはこちらです。

まだコンサルタントとして駆け出しの頃、無料経営相談のために兵庫県の歯科医院様にお伺いし、その帰り、新神戸駅の本屋で購入しました。

新神戸駅から新横浜駅まで約2時間半ですが、車中で貪るように読み、あまりに面白く、新横浜駅に到着しホームで30分以上読んで、そのまま読了したという過去があります(笑)

その後このシリーズはドラマ化・映画化していますので、既に内容や結末をご存知の方も多いかも知れませんが、もしそうでないなら本書はとてもお勧めです。

ちなみにシリーズ最新作のこちらも大変良かったです。

前述したように小説にも好みがありますので、たくさん読んでいる中で好きな作家さんが見つかると、とてもラッキーです。

そのようにして「読書=楽しい」と位置付けられたら、ビジネス書も今より楽しく読むことが出来るでしょう。

人前でこれをやる(新人)スタッフは、評価されない

皆さん、こんにちは。「クリニックに、おもてなしを。」を理念に掲げるクリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬と申します。

「先月から入社された●●さん(新人)、この1ヶ月どうでした?」

コンサルティングにおけるスタッフ様との個人面談においてこのように先輩スタッフにお尋ねすることがあります。

その際、「根本さん、聞いて下さいよ~。この前、●●さんに指摘したら泣いちゃって・・・」と、新人スタッフに対してのお悩みを仰る先輩スタッフは決して少なくありません。

これまで多くの院長先生、先輩スタッフとお話してきて確信していることのひとつは、

「指摘や注意を受けて、その場で泣く(新人)スタッフは確実に評価が下がる」

ということです。

あまりに理不尽なことや、心が折れそうな言い方をされて怒られたならともかく、指摘や注意をする側も、言いたくて言っているのではなく、

「言いづらいけど、これをスルーすると、この新人のためにならないし、何より患者さんにご迷惑が掛かる」

という思いから、指摘や注意をしているのです。

もちろん褒められたり、感謝されている訳ではありませんので、表情が暗くなったり、険しくなるのは無理もありませんが、そこで泣いてしまうと、前述した先輩スタッフのように、

「うわー、●●さん泣いちゃったよ。こっちも良かれと思って指摘したのに・・・。もう言いづらくなったし、今後は言わないでおこう」

と、思わせることになり、その後、本来受けられた筈のアドバイスを受けられなく可能性が高まります。

今この文章を読まれているのが、ご入社1年未満の新人スタッフでしたら、これを読まれて

「その場で泣くのは決して良くないんだな。よし、泣きそうな時は、仕事時間外にひっそりと泣こう」と思って頂きたい(このように冷静に考えられる位なら、そもそも泣かないかも知れませんが 笑)ですし、先輩スタッフでしたら、今回書いたこの内容を遠回しにでも、他のスタッフ様にお伝えされることが大切です。

こういうことを院長先生に代わって言うことも、クリニカルコンシェルジュの大切な役目のひとつなのです。

クリニカルコンシェルジュの役割とは?

皆さん、こんにちは。クリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬と申します。

9月末に開催した『クリニカルコンシェルジュ養成講座ベーシックコース 第2回』でもお伝えした通り、クリニカルコンシェルジュには

「クリニックに、おもてなしを」をモットーに、患者満足度だけでなく、
院長やスタッフ満足度を上げる役割を担う

という役割があります。

その役割が機能することで、クリニックで働くプロフェッショナルが求められる

・増患増収
・良い人財の離職率の低下
・良い人財の採用の成功

が、実現するのです。

上記が得られるヒントは、仕事中よりも仕事時間外のプライベートで見つけることが出来ます。

先日、ある携帯ショップに行った際、各カウンターに下記のようなお花が設置してありました。

当初は「毎月何人のお客様からお花を貰えたか?を数え、多く貰ったスタッフを表彰する」という目的だったようですが、カウントするのも大変なようで、今は単純に「お客様からお花が渡されたら、とても嬉しい」という、モチベーションアップののツールとして活用している、とのことでした。

せっかくこのお花の使い方を教えて下さったその店員さんに「では・・」とお渡しすると、とても喜んで下さいました。

プライベートで行ったお店などでも、このようなヒントを得ることが出来ますし、クリニカルコンシェルジュを目指すあなたには、ぜひこのような情報をキャッチ出来るアンテナの高さを身に付けて頂きたいと思います。

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感謝の気持ちは具体的に伝えましょう

こんにちは。クリニックのコンシェルジュを育成するクリニカルコンシェルジュ協会の古川裕美です。

今日は、ありがとうの話です。

 

一番最近「ありがとう」を言ったのはいつですか。

どんなささいな事でも言葉にして「ありがとう」を伝えていますか。

そして、何がどんな風に「ありがとう」なのか、具体的に伝えていますか。

 

私は子供の頃、お手伝いをしてもあまり「ありがとう」を言ってもらえませんでした。

それは、お手伝いはやって当たり前、という私の親の独自の考えからでしたが、子供心に納得がいかず不満に感じていました。

そして、親になった今、その事を反面教師にして子供が何かしてくれる度に

「○○してくれたの?ありがとう、助かるよ」「ありがとう、よく気が付いてくれたね」

と積極的に「ありがとう」を伝えているのですが、

先日子供から、「ママは、いつもありがとうを言ってくれるからすごく嬉しい」と言われたのです。

さらに、「ママはいつも、何がありがとうかをちゃんと言ってくれるから、余計に嬉しく感じる。自分のやったことがママの役に立ったとわかるから、またお手伝いしよう、て思える」と言ったのです。

「ありがとう」を言うことは意識していましたが、何に対して「ありがとう」なのかを伝える意識は、正直あまりしていなかったので驚きました。

が、同時に確かにそうだな、と感じました。

「ありがとう」はないよりはあった方がいいし、さらに何に対して「ありがとう」なのか具体的に伝えてくれれば、さらに嬉しく感じます。

皆さんも「ありがとう」を伝える時には、何に対してありがとうなのか具体的に伝えてみませんか。

 

クリニカルコンシェルジュ養成講座 第2回開催!

皆さん、こんにちは。クリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬と申します。

当協会のメインセミナー『クリニカルコンシェルジュ養成講座』のベーシックコース第2回を先日開催しました!

ほんの一部ですが、当日ご参加頂いた方々のご感想をご覧下さい。

(ここから)

◆東京都 安部医院 小峰 真優光 様

プロ意識のお話、とても共感いたしました。新人育成にあたり、どのようにアプローチしていけば良いのか正直困っているところでした。医療機関で働くという事、一般的なマナーについて、あたりまえ、だと思わず、一つ一つマニュアル化していけたらと思います。

スラムダンクの話も、イチロー選手の話も、安室ちゃん(ファンなので)も、
どれも世代なため?わかりやすかったです。

◆大阪府 老木医院 佐藤 かおり 様

院長に何を期待されて今日のセミナーを受けるよう言われたのか、自分はできていても他のスタッフはできていなかったりするなぁと思うことが多々あり、意識を変えてもらえるよう勇気を持って言うことだと気づくことができました。

院長が言う必要のないことを言わせないようできたらと思います。

他のスタッフは医経統合実践塾に参加していますが、私自身は初めて参加しました。例え話や他の医院さんのお話など、自分の医院と重なることも多く分かりやすかったです。これからもプロとして、長く良い人財でありたいと思います。

◆愛知県 ふくおか耳鼻咽喉科 大川 いつき 様

今回は、とても貴重なお話を聞くことができました。自分自身のプロ意識のなさが分かったので、患者様と一番に接する仕事ということを意識して、一つ一つ責任を持って行動したいと思います。

電話応対や診察券を受け取るということは、普段当たり前にやっていることではありますが、改めてどのように応対していくのかを考えることができました。

どんなに細かい所まで、意識できるかが、重要になってくると思うので、患者様の目線に立って細部にまで、こだわっていきたいと思います。

今まで以上に、意識していかなければならないことが多くあると感じたので、今できることから少しずつでもやれることを増やしていけるようにしたいです。

◆愛知県 新知台耳鼻咽喉科 鈴木 明美 様

今回、はじめてクリニカルコンシェルジュ養成講座に参加させていただきおもてなしの心や医療従事者としてのプロ意識を高め、よりクリニックにとって必要不可欠な人財となるための分かりやすい具体例とともに、根本さんの講話でとてもためになりました。

患者様に対する満足度を上げるためにはどうすれば良いか、時代の変化にも対応した具体例にも内容が充実していることをお聞きすると、内容もわかり、気をつける点からさらにうちの理念に基づいたものにかえていきながら活用していけるようにしたいです。

第1講座クリニックで働く上での基本的な言動とは?第2講座コンサルタントが現場で見た満足度アップの具体的な事例、第3講座長い間輝く人財であるために、そして最後のテスト、本当に充実の内容でした。ありがとうございました。

◆愛知県 新知台耳鼻咽喉科 千葉 なおみ 様

今回のセミナーを受けて、私がまず受ける前に得たかった事は、患者満足度を高めるためにはどうしたら良いか、良い患者さん対応は?良い電話対応は?ということを学びたいと思いました。

私は電話対応がとても苦手なので、一番学びたいと思いました。まずは、笑顔で2コールで出るということを意識し、挨拶、医院名、名前を言うこと、誰からでどんな用件で電話がかかってきたのかを確実に聞くことができるように、ながら電話にならぬよう、集中して電話に出たいと思います。

患者さんへの対応については、患者さんが来院された時、患者さんが帰られる時、姿が近くで見えてから挨拶するのではなく、姿が遠くで見えたら、こちらから挨拶したり、患者さんのお名前を呼ぶ時は、目を見て呼んだりと、細かい所から意識して患者さんと接していくと、患者さんとの距離も近くなるし、増患へと繋がるのではないかと考えます。

セミナーを受けて得た事を明日からしっかりと意識して仕事に取り組んでいきたいです。

(ここまで)

本講座によって、少しでもクリニック様全体のおもてなし力向上に繋がると嬉しいです!

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