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気遣い上手になるためのコツ

クリニックのコンシェルジュを育成するために、全国を訪問中のクリニカルコンシェルジュ協会の古川裕美と申します。

気遣いの出来る人と出来ない人は、何が違うと思いますか?

患者さんに喜ばれる気遣いが出来るスタッフを見ていると
患者さんのことをよく見ていることが分かります。

例えば、患者さんの来院には、患者さんが玄関を入る直前には
気が付いているので、こちらから先に「こんにちは」と挨拶が出来ていますし、

何か話しかけたそうな様子の患者さんには、その様子にいち早く気がついて
「いかがなさいましたか」と声をかけることが出来ています。

また、問診票へ記入中のペンが止まっているのを見かけたら、
さっと受付から出て、患者さんの元へ行き、「大丈夫ですか」と声をかけています。

どれも、患者さんの様子をよく見ているからこそ、気がつけることです。

これらの気遣いはあってもなくても、診療には直接関係ないことですが
患者さんの満足度という点においては、とても重要なことです。

もちろん、いつも患者さんのことだけを見ているわけにはいきませんし、
カルテを出したり、パソコンに入力したり、お会計をしたり、電話もかかってきます。

優先する業務はたくさんありますが、それらをこなしながらも
患者さんの様子に気を配ることは、不可能ではありません。

最初は、「そんな余裕はないし出来ない、無理」と思うかもしれませんが
出来ないと決めつけてしまうと、それまでです。

「どうすれば、出来るか」に意識をうつし、
ほんの少し、目の前の患者さんを気にかける、そんなことから始めてみませんか。

クリニカルコンシェルジュは、そんな気遣いのできるスタッフであって欲しいと思います。

SNS教育の重要性

皆さん、こんにちは。

「クリニックに、おもてなしを。」を理念に掲げるクリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬と申します。

先日、あるプロ野球チームの監督が「うちのチームはSNSは禁止とする」としたニュースがネットで話題になっていました。

「口は災いのもと」

という言葉がある通り、SNSに投稿するというのは、様々なリスクがあります。

特にその内容が、他者や他物を非難・批判するのは、相当の覚悟が無いと、悪い意味で炎上しますので、投稿自体を控えた方が良いでしょう。

表現の自由があるとは言え、クリニックに損害を与える投稿は決してしてはいけません。

「こんな投稿、普通しないだろ!」

という院長先生、先輩スタッフの思い込みは大変危険です。

これまで炎上してきた企業や店舗のスタッフの投稿は悪意無く、そこまで深く考えずになされたものが多いと思いますので。

このブログで繰り返し書いていることですが、クリニカルコンシェルジュであるあなた自身がこのような投稿をするのは論外で、自院の他のスタッフにSNSの危険性や、投稿ひとつで大きなリスクがあることを伝える立場です。

言葉は武器になると同時に凶器にもなります。くれぐれもご注意下さい。

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患者満足度を上げるためのヒントや、接遇力を上げるために心掛けることなどを、毎週月曜日に配信致します。