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言葉を正しく使うことの重要性

こんにちは。

「クリニックに、おもてなしを。」

を理念に掲げるクリニカルコンシェルジュ協会の根本和馬です。

クリニック経営コンサルタントとして活動して早20年、私も随分オ●サンになったものです(涙)

そんなオジ●ンだから、尚更そう思うのかも知れませんが、以前から気になっている言葉(表現)に

「意識高い系」

があります。

言葉を紡ぐ仕事をしており、言葉の意味や定義がとても気になりますので、この言葉をググってみると、

自己顕示欲と承認欲求が強く自分を過剰に演出するが相応の中身が伴っていない人、前向き過ぎて空回りしている人、インターネット(SNS)において自分の経歴・人脈を演出して自己アピールを絶やさない人などを意味する俗称である

と、ウィキペディア先生から回答がありました。

ここまで意味をしっかり理解した上で、

「●●さんって、意識高い系だよね」

と表現するならともかく、単に積極的にセミナーなどに参加して研鑽を積んでいる人に対しても、同じように表現する風潮があるのではないかと懸念しています。

これはあくまで私の邪推ですが、このように言葉の意味を正しく・深く理解しないまま

「自分磨きを頑張っている=意識高い系」

と表現してしまう人の方が多いのではないでしょうか。

電車でビジネス書を読んでいたら、意識高い系
休日にセミナーに参加したら、意識高い系
職場で改善提案を出したら、意識高い系

こんな印象が拡がったら「意識高い系って言われたくないから頑張るの止めようかな…」みたいな人が増えるのではないでしょうか。

それを当協会メンバーに話したところ、

「確かに大学時代、早めに就職活動をしていた子に対して、友達(知人?)がそのように表現していましたね」

みたいな返答がありました。

あなた様は今、この文章をここまで読んで下さっています。

それだけでも十分仕事へのアンテナが高かったり、おもてなしを学ぼうとする意欲が高い方です。

そんなあなた様を陰で「意識高い系」と表現する人がいたらどのように思われますか?

おそらく「全く気持ちは1ミリもプラスにもマイナスにも動かない」という方は少数派で、大なり小なり嫌な気持ちになるのではないでしょうか。

当協会が大切にする「おもてなし」とは「おもいやり」であり、突き詰めれば

自分がされて嬉しいことは相手にもして、自分がされて嫌なことは相手にもしない

ということに尽きます。

ぜひクリニカルコンシェルジュであるあなた様には、その言葉の意味や定義を正しく理解し、適切に使用出来る方であって欲しいです。

言葉は武器にも凶器にもなるのですから。

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