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残念なホテル

「クリニックに、おもてなしを。」を理念に掲げるクリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬です。

仕事で月の3分の1はホテル暮らしです。

ある日、金曜はクライアント様のコンサルティング、日曜は講演で、間の土曜はフリーという期間がありました。

金曜のコンサルと日曜の講演場所が同じでしたので、土曜日は横浜に戻ることなく、現地で過ごしました。

間の土曜にやらなきゃいけない仕事がたくさんありましたので、金曜チェックイン~日曜チェックアウトの3日間を過ごしたホテルは、

「まぁまぁ良いホテル」

を予約しました。

通常のホテルが7千円程度だとすればこのホテルは1万円のグレードです。

仕事柄、予め段ボールに荷物を入れて、滞在するホテルに送ります。

で、チェックアウトする際、ホテルから自宅や会社に返送します。

この1万円ホテルから自宅に荷物を送るために、フロントで「ガムテープと伝票を下さい」とお願いしたところ

「ガムテープの貸し出しはしておりませんでフロントで蓋を閉じて頂きます。蓋を開けたままお持ち下さい。」

と、言うではありませんか。

前述した通り、これが1泊3千円程度の皆が雑魚寝するような宿だったらともかく、通常よりもグレードが高いホテルでこの対応です。

何なら1泊7千円のホテルでも、貸してくれます。

この出来事1回で「このホテルには今後泊まらない!」とはなりませんが、非常に残念でした。

どんな業種でもそうですが、お客様(患者さん)の期待値を見極め、それをちょっと上回る対応をすることってとても大事なんだなと、再確認しました。

「うちのホテルはコロナでお客さん減って大変だよ」

と、他責になる前に、自分達が出来ることもたくさんあるのではないかなと感じました。

このホテルを反面教師にしていきます。

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患者満足度を上げるためのヒントや、接遇力を上げるために心掛けることなどを、毎週月曜日に配信致します。