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自分辞書をぶ厚くしよう

クリニックに訪れる患者さんは老若男女様々です。必然的にどの世代にも通用する言葉や表現を習得する必要があります。

極端な例ですが、友達同士では「それヤバいねー」が通用しても痛みや苦痛を訴えてこられた患者さんに同じ表現をしては大変なことになります。

その人の表現力とは、どれだけの語彙力があるのかと同義であると私は考えます。

ではどのように語彙力を磨けば良いのでしょうか?

端的に「読書」と表現するのも味気ないので、もう一歩突っ込んで

「分からない表現があったら調べる」
「調べた語句を使える機会があれば使う」

をご提案します。

数日前電車に乗っていて、この広告に目が留まりました。

『ダイヤモンドの功罪』

「功罪」という言葉を普段から使うかどうかは置いておいて、功罪の意味を何となくでも説明出来ますでしょうか?

何となくでも分からないなら、ここでGoogle先生の登場です(笑)

かつては辞書などを引かないと調べられなかった語句たちが、手のひらサイズの機器で簡単に調べられるのです。

本当に便利な世の中になったものです。

で、Google先生に「功罪」を尋ねると「手柄になる点と責められる点」とあり、よく使われる表現として

・功罪半ば
・功罪相償う

などがあるようです(意味は是非お調べ下さい)。

また、この広告における今作のキャッチフレーズに

「才能がもたらす栄光と罪過の物語」

とあります。

さて「罪過」ですが、そもそも読めますでしょうか?(読み方も意味も是非お調べ下さい)

このように、世の中には自分の知らない語句や表現が無限にあります。

ぜひ常にアンテナを立て、そのようなものたちをキャッチし、深く学ぶサイクルを繰り返して下さい。

そうすることで「自分辞書」がぶ厚くなります。

※ところで何故「辞書」には「辞める」という言葉である「辞」が使われているのでしょうね?ぜひお調べ下さい。

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