クリニックのコンシェルジュを育成するために活動をしております、クリニカルコンシェルジュ養成コンサルタントの古川裕美と申します。
先日、公開した「贈り物を頂いた時にやる3つのこと」ですが、多くの方から「見ました!」というお声をいただきました。
ありがとうございます!
そして、動画をご覧頂いた方からこんな話がありました。
同じ日に複数の贈り物が届くことがあるそうです。
動画を見てくださったスタッフ様がさっそく実践してくださったとお聞きしたのですが、少し残念なところがありました。
スタッフ様様がとった行動は…
頂いたお菓子の箱からひとつずつ選んで、ひとつの袋にまとめて院長先生にお渡ししました。
さて、どこが残念ポイントか、分かりましたか?
それは、「まとめて渡す」というところです。
院長先生は、ひとつの袋にまとめられたお菓子を見て、どのお菓子が誰から頂いたものか、メモがついてなかったので全く分からなかったそうです。
動画の中で、頂いた贈り物を院長先生に最初にお渡しして欲しいと言ったのには、理由があります。
それは、どんな状態で贈り物が届いたか、院長先生に見て頂くためです。
どんな箱で、どんな種類のどんな物が何個くらい入っていたのか。
つまり、届いた時の包装を外した状態から、院長先生に見て頂きたいのです。
もしも今後、送り主の方と贈り物の話になった時、
贈り物がどんな状態で届いたか分からない、知らないでは、しっかりと御礼を伝えることができないからです。
動画の中でも言っていますが、贈り物はクリニックに届いたものです。
クリニックの最高責任者である院長先生はクリニックの全てを把握しておく必要があります。
もし、お菓子だけをお渡しするならば、せめてそれぞれのお菓子に「誰からいつ頂いたものか」を分かるようにメモを貼って欲しいなと思います。
でも、一番良いのは包装を外した状態でまだ誰も選んでいない届いた状態を見ていただき、その中から一番最初に選んでいただくことです。
それならは、どういう状態で届いたのかがひと目見ればわかります。
そして、動画の中でもお伝えしていますが、院長先生に報告をしないで先に開封したりしていませんよね?
クリニックによっては、届いた郵便物等はスタッフが全て開封するというルールやマニュアルがあるかもしれません。
その場合は、例外ですので、クリニックのルールやマニュアルに従ってくださいね。
しかし、そういったマニュアルやルールが決まっていない場合は、まず最初に院長先生に誰から届いたのか、必ず報告してください。
たかが贈り物と思う方がいるかもしれませんが、クリニックに届いた物はクリニックのものです。
あなたのものではありません。私物化していると思われないためにも、気をつけていきましょう。
公式チャンネルに配信した動画、「贈り物を頂いた時にやる3つのこと」は、こちらからご覧いただけます!