こんにちは!「クリニックに、おもてなしを。」を理念に掲げるクリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬です。
当協会のコンサルタント、古川が直近のブログで
「当協会が大事にしている『おもてなし』について、具体的に何をすれば良いですか?と聞かれることがあります」
と書いていますので、それについて私の考えをお伝えします。
特にコロナ禍の今、最も大切で且つ、どんなスタッフでも出来るおもてなしが
「ご来院頂きありがとうございます。こんな時ですから、くれぐれもお気を付け下さい」と、患者さんがお帰りになる際にお声掛けすることです。
緊急事態宣言中の今、様々なリスクを考慮した上で、クリニックに足を運んで下さることが如何にありがたいか。
これを心から表現する最も簡単なことは「来て下さってありがとうございます」と、気持ちを込めてお伝えすることではないでしょうか。
私も幼少の頃は病弱でよく医療機関にお世話になっていましたので分かりますが、身体の具合が悪い人は、同時に心も弱っているのです。
そんな時「こんな時ですから、くれぐれもお気を付け下さい」と言われたら、どれほど心が休まるか。
それに加えて「根本さん、くれぐれもお気を付け下さい」なんて名前を添えられたら、余程のことが無ければ、私は今後もずっとこのクリニックに通うでしょう。
そのようなファン患者さんがひとり、またひとりと増えていくことで人気クリニックになり、コロナ禍のような50年に1回あるかないかの出来事が起こっても、患者さんに支持され、スタッフの雇用を守ることが出来るクリニックになるのです。
患者さんに心を込めて行ったことが、結果的にあなたに返ってくるのです。
如何でしょうか。おもてなしとは決してお金や時間を掛けなくても出来るのです。必ずしもホテルみたいな対応をすることではないのです。
前回は院長先生に対して出来るおもてなし、今回は患者さんに対して出来るおもてなしをお伝えしました。
こんな大変な時に、ここまで読んで下さってありがとうございます。どうかくれぐれもお身体お気を付け下さいね。
【クリニックで活用出来る“おもてなし”を学びませんか?】
30名定員のクリニカルコンシェルジュ養成講座は既に定員に達してしまいましたが、この状況を鑑みて日程を変更したことに伴い、お席を少しだけ増やしました。