皆さん、こんにちは。
「クリニックに、おもてなしを。」を理念に掲げるクリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬と申します。
先日『BACK STAGE』という番組を観ました。
そこで取り上げている内容がディズニーの『カストーディアル』についてだったからです。
ちなみに『カストーディアル』とは、パーク内を安全、清潔な状態に保つ“維持管理者”のことであり、日中パーク内を掃除している方もカストーディアルです。
今回番組で特に取り上げられていたのは『ナイト・カストーディアル』という、夜の清掃員やアトラクションが安全な状態を確認する役割の方であり、閉園時間以降のパーク内でどのような仕事がなされているかをとても興味深く観ました。
その中で特に私が興味を引いたのは、番組内に登場する全ての『ナイト・カストーディアル』の方がしっかり名札をつけていたことです。
日中のカストーディアルでしたら、ゲスト(ディズニーではお客さんのことを“ゲスト”と呼びます)に安心感を与えるために名札が必要だというのは分かりますが、ナイト・カストーディアルはそもそもゲストと遭遇することはありませんので、名札なんて必要なさそうです。
しかしそもそもディズニーに、昼とか夜とか関係無いのです。時間に関わらず、夢の国は夢の国であり、そこには夢の国を良い状態にする厳密なルールがあるのです。名札もその一環なのだと思います。
「さすがリピート率90%以上を誇る企業は違うな」と感じました。
逆に言えば、カストーディアル達から「どうせ夜はお客さんいないんだから、名札なんて付けても意味無くないッスか?」なんて会話が出てきたら、90%以上を維持するのは難しいです。
今回の番組を観て「細部にこだわりを持つ、ブランド化されているクリニック様をひとつでも多く創るためのお手伝いをさせて頂きたい」と感じました。