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感情ではなく手段を伝える

皆さん、こんにちは。

「クリニックに、おもてなしを。」を理念に掲げるクリニカルコンシェルジュ協会の代表理事を務めます、根本和馬と申します。

多くのクリニックが院長先生は男性、スタッフは全員女性という体制です。

これはあくまで私の経験に伴う感覚、印象ということですが、力がある院長先生ほど「手段」を重視します。

今回はスタッフ向けに書きますが、もしあなたが働くクリニックの院長先生が、会話の端々で

「で、それはどうしたら良いと思う?」

と尋ねてこられたら、九分九厘「院長先生は手段を重視する方だ」と思って間違いありません。

そこで問題になってくるのが、多くの女性は「共感」を大事にするということです。だから

「いっぱい、いっぱい」

「もう大変」

「うちのクリニックは、やることが多くて・・・」

「負担だ」

などの発言が多く出るのだと思いますが、前述した、手段を重視する院長先生に、このような感情だけを伝えると、

「うちは他のクリニックがやっていない努力をたくさんしてきたからこそ、今があるんだ!」

「大変な思いをしないで、結果が出ているクリニックがどこにある?」

「みんなに賞与を払えたり、昇給出来るのは、努力しているからだろう!」

という怒りの感情を増幅させることになるので、非常に注意が必要です。

特に手段を重視される院長先生の場合には、闇雲に感情だけを伝えるのではなく、

「今の課題は、このような手段で改善すると思いますが如何でしょうか?」

「この手段を用いるにあたり、金銭的(時間的)なコストはこれくらい掛かりますが、このような面でメリットです」

など「いつ」「誰が」「何を」「いくら」などを散りばめながら、落ち着いて話をしてみて下さい。

ただ感情を伝えるスタッフよりは、遥かに高い評価を得られると思います。

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